
逃げ上手の若君
時は西暦1333年、武士による日本統治の礎を築いた鎌倉幕府は、信頼していた幕臣・足利高氏の謀反によって滅亡する。全てを失い、絶望の淵へと叩き落とされた幕府の正統後継者・北条時行は、神を名乗る神官・諏訪頼重の手引きで燃え落ちる鎌倉を脱出するのだった…。逃げ落ちてたどり着いた諏訪の地で、信頼できる仲間と出会い、鎌倉奪還の力を蓄えていく時行。時代が移ろう大きなうねりを、「戦って」「死ぬ」武士の生き様とは反対に「逃げて」「生きる」ことで乗り越えていく。 英雄ひしめく乱世で繰り広げられる、時行の天下を取り戻す鬼ごっこの行方は―――。
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S2 E10 • 2026/9/18
暗殺の夜
「軍神」とも謳われる武士・楠木正成との対話でその信念に触れ、「逃げ」への自信と可能性をさらに感じることができた時行。よき出会いに顔を綻ばせていた矢先、仇である尊氏(たかうじ)の動向を耳にしたことで状況は一変する。尊氏を亡き者にする千載一遇の好機に、吹雪(ふぶき)は暗殺計画を献策。成功すれば政局に絶大な効果を発揮するが、失敗すればすべてを失いかねない……。計画を実行すべきか否か、逃若党の意見は真っ二つに分かれる。鎌倉を滅ぼし、一族郎党の命を奪った宿敵を前に、時行の決断はいかに――!
S2 E11 • 2026/9/25
続・わたしの仏様
尊氏暗殺は失敗に終わったが、京での経験で武士として大きな成長を遂げた時行。諏訪に戻った時行に、頼重は時が満ちたことを告げる。帝・尊氏両名の暗殺未遂によって京は混乱に陥り、関東の武士を呼び寄せ、防備を固めていた。鎌倉は手薄となり、進軍するには又と無い機会。信濃を出るためまず打ち破るべきは信濃守護・小笠原貞宗。瘴奸討伐を担った時行は、吹雪とともに秘策を用意する。今ここに、天下を取り戻す戦が始まろうとしていた――。



















