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阿川大悟(柳楽優弥)とその一家は、都会から遠く離れた供花村に駐在として赴任した。大悟は正義感が強く、捜査のためなら暴力も辞さない元刑事。妻の有希(吉岡里帆)は、気は強いが包容力があって心根の優しい女性だ。娘のましろ(志水心音)は小学2年生。ある事件がきっかけで心を閉ざしてしまい、一家はましろの静養のために、この村に移り住むことを決めたのだった。赴任した最初の仕事は、老婆の遺体の検死だった。村の林業を統率する後藤家当主・銀(倍賞美津子)が山菜を採りに山へ入って熊に殺されたらしいが、遺体の腕に人に噛まれたような痕があった。銀の死因を訝しがると、次期当主・恵介(笠松将)ら後藤家の面々は逆上し、大悟に猟銃を突きつけた。謝罪し、その場をおさめた大悟。その夜、ましろが「切断された人間の指」を渡してきた。さらに監察医・中村(小木茂光)から、ましろが拾った指は、亡くなった銀のものではない可能性が高いと連絡が入った。
arrow_backシリーズに戻る仲野元子
Yone Goto