
錦戸 亮さんが演じる真野礼二は、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員。鑑定結果こそが真実――他の研究員とは一線を画し、いつも冷静沈着。主観や憶測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、刑事であろうと容赦なく反論、闇に葬りさられようとしている真実の欠片(かけら)を見つけ、亡くなった被害者の思いや無念を明らかにしていきます。また新木優子さんが演じるのは、何の目的もなく科捜研の世界へと足を踏み入れてしまい、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになる一方で、被害者や残された遺族に感情移入していく科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ。真実を追い求めるあまり“暴走”する真野に巻き込まれて結局は手伝わされるはめになり……。真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平を演じるのは、“サスペンスの帝王”船越英一郎さん。意外にも「月9」は初出演となります。所轄から警視庁捜査一課へ異動した叩き上げ刑事で、所轄時代からの現場魂が今も抜けず、上司やまわりの意見を聞き入れない独善的な捜査をします。部下や科捜研の真野らにきつく当たりますが、根底には真野と同様、被害者のことを思う人情もあります。そんな虎丸は真野が事件に隠されている真実を求め奮闘する姿を見て心が動かされていき……。

S1 E11 • 2019/3/18
『武蔵野一家殺人事件』の真相を追う真野(錦戸 亮)は、早川(萩原聖人)とともに食品会社社長の佐保(袴田吉彦)に会いに行った。ところが佐保は、ボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死んでしまう。佐保は、不審死を遂げたホームレスの新妻(伊藤高史)と同じく早川の教え子のひとりであり、真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格でもあった。科捜研に戻った真野は、虎丸(船越英一郎)を交え、ノンナ(新木優子)と海塚(小雪)にこれまでの経緯を話す。真野は、『武蔵野一家殺人事件』の証拠品だった軍手に残されていた身元不明のDNA型と、妊娠していた姉・仁美(夏子)の胎児の絨毛のDNA型を鑑定し、その2つに親子関係が認められることを突き止めていた。つまり、仁美を妊娠させた相手が、真野の家族を殺した犯人である可能性が高いのだ。そこで真野は、佐保の心臓血のDNA型を調べたが、親子鑑定の結果は不一致だった。佐保が死亡したボイラー室に臨場した真野は、ガスの元栓部分に付着した手袋の皮革を発見する。その持ち主と思われる人物の皮膚片から採取したDNA型は、『武蔵野一家殺人事件』の軍手のDNA型と一致していた。新妻の事件同様、佐保の事件にも捜査の打ち切り命令が出た中、仁美の交際関係をもう一度洗い直す真野たち。そこで得た証言を基にさらに調べていくと衝撃の名前が浮かび上がる…。そんな折、科捜研に刑事部長の壇(千原ジュニア)が突然視察に訪れ…。
主要キャスト