
『ミス・パイロット』で、堀北真希が演じるのは、女性パイロットという狭き門に挑む主人公・手塚晴(てづか・はる)。晴は、東京・蒲田にある居酒屋の娘。天真爛漫、素直でウソがつけない性格が災いし、手当り次第に受けた会社は全部不採用。就職活動に苦戦し、万策尽きた晴の目に入ったのは、ANAの募集要項だった。晴は、全く考えもしなかった航空業界の試験を受けてみることに。足を運んだ会社説明会では長年パイロットを夢見てきたエリートや飛行機マニアに圧倒されながらも、あれよあれよという間にギリギリ合格し、女性パイロットへの道を歩むことになる。しかし、そこに待っていたのは、予想を超えた厳しい訓練の数々だった。苦難に立ち向かいながら、大きな夢に向かって切磋琢磨する晴の姿を中心に、彼女が副操縦士になるための4年の歳月を追う。

S1 E11 • 2013/12/24
P訓たちははれて3本ラインの制服に身を包みOJTへと飛び立つ。晴は病欠の機長に代わり、篠崎が機長を務める伊丹便に乗ることになる。オペレーションサービスで千里から情報を受けた後、晴は篠崎から最後に晴と飛んでみたかったと聞かされる。口止めはされたが黙っていられない晴は千里にこっそり話す。千里は晴に機長の言うことは守らなければならないと諭すが、展望デッキに出て晴と篠崎の乗った便を見送る。その夜、ラストフライトを終えた篠崎は一人で寮を訪れ、かなこを相手にグラスを傾けていた。そこに千里と国木田が現われ、突然の引退を決めた篠崎に対し怒りを露わにしてしまう。篠崎は千里に対し、素直に謝るが、千里は父に感謝の言葉をかける。そして3人でささやかな送別会を始めた。P訓たちはOJTを終え、副操縦士の辞令が渡される。晴の初フライトはクリスマスイブの夕方、16:15発新千歳行きANA73便(国木田が機長)に決まった。すると晴は国木田に話があると呼び出す。それは国木田のことを異性として意識していないという告白だった。唖然とする国木田だったが、その夜寮で夕食を待っていると、今度は千里が現われ、一言「好きです」と告げると、呆然とした国木田を残して去っていった。 晴の初フライトの日が来た。晴は父と宮田社長を招待していた。オペレーションサービスでは、新千歳の天候は吹雪で、着陸できずに羽田に引き返す可能性もあると話し合われた。いよいよ晴と国木田の新千歳行き73便が離陸する。悪天候の中、時間は多少かかりつつも順調に飛行を続けた73便だったが、新千歳空港への着陸寸前、滑走路が目視できず、ゴーアラウンド。搭載した燃料の状況から再度の着陸をすることが難しくなり、羽田に引き返すこととなる。その時、元P訓の仲間たちはそれぞれ予定があったが、都合をつけて73便の羽田到着準備に力を貸す。到着後、新千歳に向かう客は臨時便で新千歳に向かったが、当初臨時便で使用する機種が767から急きょ777に機種変更となり、その日767型機スタンバイ要員であった諸星の初フライトは実現しなかった。全ての業務が終わり、客が去ったロビーに国木田と同期6人が集まり、入社説明会〜採用試験〜訓練〜初フライトまで共に過ごした時間に思いをはせる。
主要キャスト