
原田禄郎は父親の死で突然、フレンチレストラン「ベル・エキップ」の若きオーナーになった。 レストランにはシェフ磯野しずか、バーテンダー三条政子、禄郎とは腹違いの兄で総支配人の水原範朝ら若者たちが、なんとなく働いていた。 そんな若者たちの前に、揺るがぬ情熱と厳しいプロとしての生きざまを持つ一人の男、千石武が現れる。有能なギャルソン千石に触発された若者たちが倒れかけたレストラン再建を目指す、シニカルで痛快な人情いっぱいの人間ドラマが展開される。

S1 E11 • 1995/7/5
千石(松本幸四郎)が突然姿を消してから一年が過ぎた。自分たちだけで立派にやっていけることを証明してみせるんだ、と禄郎(筒井道隆)、政子(鈴木京香)と結婚した範朝(西村雅彦)、それにしずか(山口智子)、梶原(小野武彦)、稲毛(梶原善)ら従業員は懸命に努力してきた。 ある夜、禄郎は行方知れずの千石を探し出し、店に招待した。一年ぶりに現れた千石は、梶原の勧める料理を無視し、メニューにはない有名レストランの名物料理ばかりを次々と注文する。悲鳴を上げながらも、千石の“挑戦”を感じたしずかは俄然張り切る。 テーブルを囲んだ千石と禄郎。姿を消した理由を聞こうとしない禄郎に感謝の意を表す千石。二人の会話は淡々と展開する。 しずかの料理に及第点を出す千石。様子を見て緊張する稲毛。皆に励まされる中で稲毛が作ったデザートに千石はどんな評価を下すのか。そして、この夜「ベル・エキプ」に起きた奇跡とは?
主要キャスト