
「高校教師」「人間・失格」「未成年」と、話題作を生み出してきた脚本家・野島伸司とプロデューサー・伊藤一尋が再びタッグを組んだ衝撃作!舞台はある地方都市。この街には知的障がい者が住み込みで働く工場があり、数人の若者が一緒に暮らしている。彼らは純粋で優しく、働くことに喜びを感じており、近所にある高校の音楽教師が、ボランティアで指導する楽隊で「聖者の行進」を演奏する時が、彼らの楽しいひとときだ。しかし、一見、平和そうに見える工場だったが、実は恐ろしい秘密があった。“しつけ”という名目で、社長を中心に暴行や女子工員に対する性的嫌がらせが行われていたのである。真相に気付いた音楽教師は告発しようとする。それはやがて世間を巻き込む裁判へと発展し…。「未成年」で好演を見せた、いしだ壱成が知的障がいを持つ主人公・町田永遠(とわ)を演じ、知的障がい者という弱者への虐待を通して、人間の持つエゴや弱さ、純粋さや優しさを描き出したドラマ。共演には酒井法子、広末涼子、安藤政信、段田安則をはじめとする豪華キャストが集結。

S1 E11 • 1998/3/27
いよいよ裁判も大詰めを迎えていた。しかし、法廷にもも(酒井法子)の姿はなかった。ももは廉(安藤政信)が三郎を殺害し、遺体を遺棄したという告白の真偽を確かめるべく、工場の裏地を間中(斉藤洋介)と共に掘り返していたのだ。裁判が始まると、光輔(段田安則)側の弁護士(加藤善博)は巧妙に光輔が慈善事業家であるという印象を法廷に与え、原告側はますます不利な状況へ。宇野(いかりや長介)は唯一の性的虐待目撃者である永遠(いしだ壱成)に、リズムに乗せてしっかりとした口調で証言できるよう訓練を施すが…。一方、廉はももに自首することを約束するが、その前に鈴(松本恵)のことを考え、昔2人を捨てた実母に一緒に会いに行ってほしいと告げる…。
主要キャスト