
どこにでもいる普通の女子高生だった中嶋陽子。そんな彼女の目の前に、「ケイキ」と名のる謎の青年が現れたことから、物語は始まった――。 ケイキに連れられたどり着いた異世界。陽子は、ケイキとはぐれ、なぜここに連れてこられたのか、なぜ妖魔に襲われるのか、様々な疑問を抱きながら、また蒼猿という幻に、焦燥や疑い、不安を駆り立てられ誰も信じられず辛く孤独な旅を続けた。やがて、楽俊という友に出会い、助けられ心癒された陽子は、同時にこの異世界のことについて知っていく。 ケイキが、慶という国の麒麟であること、また自分がその景麒に選ばれた慶国の王であるということも・・・。 やがて、陽子は慶国の偽王・舒栄をたて慶国が自国より富むことを怖れた巧国の王・塙王の真意を知る。失道の病にたおれながら、塙王の行いを諌めようとした塙麟の死を目の当たりにした陽子は、偽王・舒栄から捕われた景麒を奪還することを決意。 雁国の王、延王・尚隆や延麒・六太の力を得て、景麒を助け出すことができた。そして陽子は、慶国の王としてこの異世界で生きていくことを選ぶ。 慶国王・赤子陽子。彼女の異世界での新たな物語が始まる――。

S4 E5 • 2003/8/30
陽子は、延王・尚隆が話してくれた「もう一人の俺」斡由との過去、その話の意味をもう一度振り返っていた…。 六太の使令・悧角によって倒された斡由。一方更夜は、「ろくた」を止めた。そして瀕死の斡由にとどめをさしたのは、尚隆だった―― 尚隆は更夜に「ろくた」と更夜が暮らせる場所、妖魔が追われることのない国をつくると約束する。更夜は、雁がそんな国になるまで黄海で待つといって去っていった。それから数百年、更夜はいまだ尚隆と六太の前には現れていない。
主要キャスト