
"ゴミ置き場で拾った美少女は 伝説のPCだった!?"
パソコンが人の形をしている、今とはちょっと違う世界。大学受験に落ちて、浪人中に予備校に通うため、上京した本須和秀樹。上京してきたその日にゴミ捨て場に捨ててあった人型パソコンを拾う。そのパソコンは、めちゃくちゃかわいかったのだが、「ちぃ」としかしゃべらなかった。本須和は、そのパソコンを「ちぃ」と名づけ、一緒に生活していくことにした。かわいくて、でも謎も多いちぃや、パソコンのことから勉強のことまで助けてくれる、お隣さんで予備校友だちの新保、その新保の元気のいい自作モバイルすももたちに囲まれて、本須和のにぎやかな浪人生活が始まる。

S1 E26 • 2002/9/24
日比谷からちぃの生い立ちについて話を聞いた本須和。日比谷の亡き夫は人型パソコンを作った最初の開発者であった。そしてちぃは、子どもの生めない日比谷と自分の娘として、彼の作った2人のパソコンのうちの1人なのだという。 2人のちぃは日比谷夫妻に愛されて育っていったのだったが、しかし、もう1人のちぃが1人の女性として、日比谷の亡き夫を愛してしまったのだ。 そして、心の苦しみに耐え切れなくなったもう1人のちぃは、ちぃに記憶のすべてを移し、自分は消えようとしたのだという。けれど、データ移行時に問題が起き、2人のデータは1度、初期化されてしまって、そうなったちぃを本須和が拾ったのだった。 だから、今でもちぃの中には、ちぃ本来の純粋に人を受け入れようとする人格と、姉妹機からコピーされた、人を愛して苦しみ、心を痛めた人格が混在しているのだという。 その話をしたあと、日比谷はこう言うのだった。 「決めるのは本須和さんです。」 そうして、部屋に戻った本須和だったが、ちぃを目の前にすると、どうにも言いよどんでしまう。 そんな本須和にちぃの方から近づいてきて 「秀樹……。アナタは、アタシだけのヒト?」 そう聞いてくるのだった。 「ちぃは秀樹が好き。」 「――!」 「秀樹はちぃを好き?」 そのことばと同時に、ちぃの中のもうひとりのちぃが表に現れ、再びその力を発動させた。そして、周囲のパソコンは機能を停止してしまった。 そして、ちぃの発動を止めようとディタとジーマが現れた――。
主要キャスト