
"風に眠り!「がさらの鬼」、それは自身の影なのか!?"
自衛隊の全面的な協力の元に新型兵器の開発を進める総合企業「豪和インスツルメンツ」。彼らが開発をしていたのは、古からの伝承を取り入れた二足歩行兵器「タクティカル・アーマー(TA)」だった。 シャーマンの能力を内に持つ、「嵬(かい)」と呼ばれる能力者「豪和ユウシロウ」は、豪和ファミリーの四男。民間人でありながら、TA実験中隊に派遣されたユウシロウは、嵬としての能力を発揮してTAの開発を前進させる。そして、彼の能力は「ガサラキ」と呼ばれる巨大な力を呼ぶためにも必要とされていた。 もともと嵬の一族であった豪和ファミリーは、能の舞いを通じて「餓沙羅(がさら)の鬼」と呼ばれる現象を呼び起こし、「骨嵬(くがい)」と呼ばれる鎧の巨人を操ることができる一族だった。中でも嵬の能力者は、唯一「骨嵬」の操縦が行えた者として利用され続けていたのである。 その骨嵬を基にして極秘裏に開発されたTAだったが、何と同じようなサンプルを元に、二足歩行兵器「イシュタル」を開発した謎の企業があった。ユウシロウと同じ能力を持つ「ミハル」を利用し歴史の影で暗躍してきた「シンボル」である。 同じ伝承が発端となり、別々の企業で作られた2種類の二足歩行兵器。そして同じ能力を持ち、互いに惹かれあうように出逢ったユウシロウとミハル。2人は共に行動するうちに自分たちのルーツを知ることとなる。そして世界情勢に暗雲がたちこめ、クーデターの発生やアメリカとの全面対決を経て、ユウシロウとミハル、特務自衛隊の面々は自分たちが日本や世界のために何を成すべきかを知っていく。
S1 E25 • 1999/3/28
究極の破壊を求める一清は、美鈴を嵬としてガサラキを呼び寄せようとする。骨嵬の前に立たされた美鈴は、骨嵬の中に死んだ兄の記憶が生きていると聞いて、嵬として覚醒するのだった。そこにユウシロウとミハル、そして乃三郎が駆けつけ、トランス状態に入った美鈴を呼び戻そうとする。乃三郎の呼びかけで美鈴はトランス状態を脱しかけるが、野望の邪魔をさせまいと一清が乃三郎を射殺。美鈴の悲しみとユウシロウたちの怒りがガサラキを呼び、美鈴とユウシロウ、ミハル、一清、そしてファントムは、光の粒子となって特異点に飲み込まれる。5人が飲み込まれた特異点の内部では、かつて栄えた知的生命が彼らのことを待っていた。永遠の生命を夢見たその知的生命たちは、文明が生命のあり方も変えられるとの妄想に取り憑かれ、その結果自滅の道を辿った。そのため、生命力に溢れた地球人に遺伝子操作を加え、自分たちの後継者として「永遠の命」解明の夢を託したのだった。全てを知ったユウシロウとミハルは、美鈴と共に帰還を望み、ファントムは二千年来の「生」からの解放を望んで消滅。一清は空間に留まることを願った。みんなのところへに戻ってきたユウシロウ、ミハル、美鈴。3人は特自の仲間や残された人々と共に、限りある命を生きてゆく。
主要キャスト