
小池が演じる黒木夏海(くろき・なつみ)は、警視庁西池袋署・犯罪被害者支援室所属の警部補。誰とでもフランクに接し、犯罪被害者とは警察官という立場よりひとりの人間として接する。上から目線で接することはもちろん、気持ちをわかったふりもしない。支援室に配属される前は、暴力団対策係の班長として仕事と向き合ってきたが、ある事件がきっかけで新設された被害者支援室に異動することになる。

S1 E2 • 2026/7/14
西池袋署・犯罪被害者支援室の黒木夏海(小池栄子)と白石絵梨子(北香那)のもとに、新たな支援要請が届く。池袋のキャバクラ・「マーメイド」で働く美雨こと佐藤茂子(今泉佑唯)が、常連客の野村健太(百名ヒロキ)から2,800万円の不動産投資詐欺に遭い、強いショックを受けているとのことだった。夏海と絵梨子は美雨の心身の安全を確保するため、彼女の自宅マンションへと向かう。 部屋にいた美雨はサングラスや帽子などで顔を隠していた。部屋の鏡は割れ、部屋中が荒れていた。夏海は、手から血が滴り落ちている美雨に手際よく応急処置を施し、「事件については何も聞かない」と優しく声をかける。 強行犯係の鴨居卓海(岡山天音)と中谷健人(味方良介)が「マーメイド」で聞き込みをしたところ、美雨は「野村から投資用のいい物件を紹介してもらった」と話していたという。さらに捜査を進めると、架空の不動産仲介業者を装ってマンションの手付金を騙し取る手口で、被害者は10名以上、被害総額は1億5,300万円にも上っていた。事件は “トクリュウ”の一派が指示していると見られ、実行犯の中で唯一存在が明らかになったのが野村だった。警察は美雨から野村の情報を得ようとするが、美雨は事件のショックから野村とのやり取りをしたスマホの履歴はすべて削除したという。 夜も遅くなり、雨が降ってくる。美雨のマンションを後にする夏海と絵梨子。1人にしていいか心配する絵梨子に被害者宅に泊まることは推奨されていないが、その対応でいいのかいつも悩むと言う夏海。ふと夏海が美雨のマンションの方を見ると、うっすらと人影が見えて―

S1 E3 • 2026/7/21
池袋のクラブ「アリアス」で揉め事が起こり、誰かが「拳銃だ!」と叫んだことでパニックが発生。クラブ出入口への階段に客が殺到し、崩れ落ちた人波の下敷きになった女性が死亡した。捜査の結果、死亡したのは笹村圭(柾木玲弥)という男性だと判明する。圭は山梨県在住の介護士だったが、死亡時は煌びやかな女装姿をしていた。 遺体確認のため西池袋署を訪れた圭の母・綾子(神野三鈴)は、死亡時に身に着けていたハイヒールやウィッグの写真を見て「私の息子じゃありません」と言い放つ。このままでは無縁仏になってしまうため、夏海(小池栄子)と絵梨子(北香那)は圭の足取りを調べることに。 二人は圭とともにクラブを訪れていた女性から話を聞く。女性は圭を「ミチルさん」と呼び、SNSで知り合った友人だと話す。女性によると、ミチルは自分をロサンゼルスで働くデザイナーだと話していたという。聞き込みを続けると、圭はいくつもの名前を使い分け、パティシエやバイオリニストなど様々な職業を騙っていた。 聞き込みの中で、圭が怪しい雑居ビルに出入りしていたという情報を得た夏海と絵梨子。二人がそのビルへ向かうと、暴力団対策係の河口(眞島秀和)と大野(濱尾ノリタカ)もやってくる。事件時に拳銃を持っていた疑いのある男の身元が判明し、その男の住所がこのビルの一室だという。そこは、薬物や拳銃など違法な物品の受け渡しに使われている部屋で――。
主要キャスト