企業小説の雄・清水一行の「動機」を素材としたドラマ。頭取の愛人と子供を認知し、六年間も家族に隠したサラリーマンの悲哀を鋭くサスペンスタッチで描く。
S1 E1 • 1986/4/30
週刊誌記者・英子(梶芽衣子)は出世コースに乗っている銀行マン・亘理(露口茂)が七千万円のマンションに愛人を囲い、子供まで認知しているスキャンダルを追う。家族まで巻き込む英子の強引な取材に、亘理は窮地に立たされる。銀行側もあらゆる手段で英子の取材に手を打つが、彼女は自分の家庭生活が破綻の危機にさらされながらも亘理を攻めまくるのだった。夫の秘密を英子から知らされた亘理の妻・衣子(稲野和子)は家を出た。亘理は愛する妻にもスキャンダルの“真実”を打ち明けない。亘理家は崩壊寸前。銀行も英子が取材した記事が好評されると、亘理に対して冷たい目を向けるようになる。ボロボロに疲れはてた亘理の言葉から英子は全く意外な“秘密”があることを感じ取る。それは頭取・大谷(安部徹)にまつわる六年前のある事件だった…。
主要キャスト