
怪我をして松葉杖をついてる時、当たり前に左右の足を出して歩けることの有り難さに気付く様に。風邪ひいて寝込んでるときに咳き込まずに呼吸ができることの価値を思い知る様に。このドラマは、身近な人と話せるという『当たり前』が持っている重さにほんの少し気が付ける、そんな作品ではないでしょうか。 身近にある当たり前がちょっとだけ意味を持つような、そんな時間としてご覧になっていただけたら嬉しいです。

S1 E4 • 2022/10/13
妻・谷口葉子(戸田菜穂)との結婚記念日を祝うため、すき焼きのネギを買いに行っていたはずの谷口健司(上川隆也)は、不思議な空間で目を覚ます。置かれている状況がわからずにいると、近くに立っていた案内人(木場勝己)から、あなたはもう死んでいるんですよ、と告げられてしまう。ときは、1982年。郵便配達員の谷口は、小さな理髪店で働く葉子に出会う。大人の魅力を持つ葉子に、目が釘付けとなった谷口は、配達以外でも店に通うようになる。そして、二人は夫婦になった。庭には梅の苗木を植え、幸せに暮らす二人。葉子は、谷口の給料日には必ずすき焼きを作ってくれていた。そして、月に2回は、庭が谷口専用の理容室になって、葉子はチョキチョキとハサミを動かすのだった。結婚記念日と谷口の給料日が重なったある日。ネギを買い忘れてしまった葉子の代わりに、谷口がネギを買いに行くことになり……。月日が流れ、ベテランの「さよならの向う側」の案内人となった谷口の前に、伊勢谷幸太郎(髙橋優斗)が立っている。谷口から会いたい人を聞かれ、「紗也香しかいない」という幸太郎だったが、「会いたいけど……会いたくないんだ」と言い始める。そんな幸太郎に、谷口はしつこく会いに行くように言って……。
主要キャスト