
“女と男の真実”を描いて、世に出るたびに嵐のような反響を呼ぶ内館牧子作品。今回は“昔の男”という胸の奥が波立つタイトルを冠し、かつて恋人同士だった男女と、女の現在の恋人、男の妻との複雑に絡み合う人間模様と女の本音を赤裸々に描き出している。 宝石店の店員である原あかりは、その見た目の美しさからパーティーに出席させられる機会も多かった。 彼女はバツイチの会計士北沢迅人と付き合っていた一方、学生時代の恋人だった池田嵐の事も気にかけていた。大学の同窓会に参加したあかりは、池田が一級建築士として独立し、その上彼が妻をめとっていたことを聞かされた。その後、あかりの店に池田が姿を現し、再び二人は惹かれあった。 だが、池田の妻マリが、そのことを許すはずがなかった。

S1 E12 • 2001/6/29
あかり(藤原紀香)の足はいつしか、嵐(大沢たかお)と出会ったキャンパスに向かっていた。迅人(阿部寛)があかりの行き先に思い当たり、追いかけてきた。一方、嵐はマリ(富田靖子)の面倒を見る日々を送っていた。正気のマリは嵐が優しければ優しいほど、つらくなってゆく。嵐が仕事に出かけている時、丈(鈴木一真)に嵐と暮らせるなら一生病気のふりをしていてもいいとまで言った。嵐がこの会話を聞いていた。
主要キャスト