
民放キー局の女子アナといえば、就職を控えた女子大生にとって、人気ナンバー1の職業です。毎年、数万人の女子大生が全国の放送局のアナウンサー試験に殺到し、そのうち、民放キー局の女子アナとして採用されるのは、わずか10人前後。倍率は数千倍の超難関です。「女子アナ」という言葉には派手なイメージがつきまといます。綺麗な衣裳を着て、メークをしてもらい、ブラウン管の向こうから視聴者に微笑みかける。仕事を通して、芸能人やスポーツ選手と知りあいにもなれます。有名人とめでたくゴールインし、「寿退社」という“女の幸せ”をつかむ場合もあります。人気が出れば、局を股にかけフリーのアナウンサーとして華々しく活躍するという選択もあります。だが、表面的な派手なイメージとは違い、「女子アナ」という職種は甘い仕事ではありません。新人アナウンサーには、入社早々、発声練習やカメラテスト、路上レポートなどの地道な研修の嵐が待ち受けています。念願のレギュラー番組を持ち、人気が出れば出たで、超多忙で不規則な日々が続きます。時には、あること無いこと、週刊誌のバッシングを受けることも…。巷間よく言われる「女子アナ30歳定年説」という言葉からは、女子アナの競争の厳しさや寿命の短さがうかがえます。このように「女子アナ」という職業は世間のイメージ以上に過酷な職種と言えます。1月スタートの『女子アナ。』では、水野美紀、ともさかりえが演じる2人の新人女子アナが育った環境や考え方の違いから対立しますが、怖い上司や厳しい先輩、同僚との友情関係や競争の中で、日々の失敗や自分の無力さに悩みながらも「理想の女性アナウンサー」になるため奮闘し、成長する様子をお届けします。明るく、楽しく、そして、時にはほろっとさせられる、肩の凝らない痛快コメディです。
S1 E11 • 2001/3/20
香山万里子(ともさかりえ)が、報道部への転属願いを出した。大月真琴(水野美紀)と藤島みどり(佐藤藍子)は引き留めようとするが、万里子の決意は固い。また、堀田航治(伊藤英明)も、特別企画で1年間の海外取材に行くことが決まった。万里子と堀田は報道部にそれぞれの進む道を報告しに行くのだが、高見沢伸一(大友康平)も辞表を出したと言う。これには、真琴たちだけでなく麻生亮子(片平なぎさ)も驚いてしまう。亮子は、高見沢に真意を尋ねるが「やりたいことがる」と、はぐらかされてしまった。そして真琴には、女子アナダービーで一位を取った褒美と、廃校になる小学校の取材資料を渡した。高見沢がいなくなった「プラネット・ニュース」には、国会解散のニュースが飛び込み最初から大混乱。ようやく放送が終わったところに、局長(山崎満)が新プロデューサーの江藤(塩見三省)を連れてきた。江藤は、局長の名を借りて高見沢とは全く違う固い番組方針を打ち出す。真琴が始めようとしていた廃校の取材にも釘を刺してきた。真琴や倉本(吉沢悠)、みどりは、このやりかたに大反対だが、もともと報道に進みたかった万里子だけは、江藤に賛成する。
主要キャスト