
戦国末期から徳川初期にかけ、徳川三代将軍・家光の乳母となり、やがて大奥を取り仕切る影響力を政治の場に発揮して、徳川三百年の泰平の礎を築いた春日局。激動の戦国時代に平和を求め、その理想実現のため力強く生き抜いた一人の女性・春日局の生涯を女性の視点から描いた。
S1 E50 • 1989/12/17
諸国では飢饉(ききん)が続き、おふくの進言で徳川家光は農業政策に着手します。この政策が、その後の徳川300年を支える基礎となりました。寛永20年(1643)夏、おふくは病床に伏します。見舞いに来た家光が薬湯を飲ませると、おふくはひそかに懐へ流し込みます。家光が疱瘡(ほうそう)にかかった時の願掛けで、生涯薬を口にしないと誓ったためです。同年9月、おふくは家光にささげた65年の生涯を静かに閉じました。
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