
ピュア
軽度の知的障害をもつ主人公・優香(和久井映見)。だがオブジェ作りに関しては天性の才能を持っている。従兄弟の涼(高橋克典)が優香の作品を応募し、優香は一躍時の人になる。しかし、母・孝子(風吹ジュン)は優香の知的障害を理由に興味本位に報道されることを恐れる。従兄弟の涼も、普段から健常者と同じように優香を社会に出すべきだと言ってはいたが、いざマスコミが押しかけると優香をかばってしまう。一方、フリー記者・徹(堤真一)はマスコミという立場から興味本位の報道に巻き込まれ、孝子や涼から誤解を受け敵視されるが、優香は「徹さんは本当のことを教えてくれる」と次第に興味を持つようになっていく・・・。
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S1 E11 • 1996/3/18
最終回 永遠の約束
折原家のアトリエの優香(和久井映見)と涼(高橋克典)。「徹さんと約束したもん・・・。どんな時でも、作品を作り続けるって・・・」と優香。涼が優香の腕を掴み、「優香、沢渡(堤真一)のことなんか忘れろ!俺がいるから!優香・・・愛してるから」と叫ぶ。アトリエの扉の前で、二人の会話を聞いている孝子(風吹ジュン)。 徹のマンション。コートを着た徹が手に持った封筒を見つめている。しかし、何かを思いなおしたように、それをゴミ箱に捨てて、静かに部屋を出て行く。ゴミ箱の中には優香宛ての手紙。ソファに座っている涼と孝子。涼が動揺を隠せない様子の孝子をまっすぐ見て「俺、優香を一生護ってやりたい。だから、大阪行きはやめる」と言った。 優香は夜遅くまで、一心不乱にオブジェを製作している。アトリエに心配そうにやってくる孝子。「もう夜遅いから寝たほうがいい」と言うと、優香は「徹さんと約束したから作品を作り続ける」と言う。優香は壁にカレンダーを貼り、徹に会える日を楽しみにして作品を作り続ける。優香によって次々と作られていく折れた翼のオブジェ。まるで何かにとりつかれているようだ。コートを着た優香が完成したオブジェを持って、どこかに出かけていく。 その頃、海に近い駅でマチ子(高岡早紀)が徹を見かける。マチ子が洋食屋「ウッド」にいる涼に徹を発見したと電話する。だが、涼は「もう、あいつは俺たちと関係ない。優香に忘れさせたいんだ」と強く言う。 優香のアトリエに麻子(篠原涼子)がやってきた。オブジェを持って出かけようとする優香にどこへ行くのかと尋ねる。にっこりと微笑み、「優しい場所です」と答える。麻子は涼に「徹さんが悩んだ末に“遠山代議士の記事”を書いた」と打ち明けた。「私が持っていても仕方がない」と麻子が涼にポケベルを渡す。「魔法のベル・・・」とつぶやく涼。涼が徹に会いに行く。マチ子に居場所を聞いたのだ。海に近い町の旅館に涼が入っていくと、ちょうど徹が階段を降りてくるところだった・・・。
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